34歳、アメリカで妊活する。

2019年アメリカ、カリフォルニア移住。結婚2年目。2021年1月から妊活始めました。

母に言ってしまった。

「ところで、あんたたち子供とかどうしようと思ってるの?」

「欲しいと思ってるけど、できないんだよ!!」

 

とうとう、母に言ってしまった。。。

・・・正直、言うつもりはなかった。

 

言ってほっとした気分と、言いたくなかった自分と半々。

 

秘密にするのが苦手なので、結局全部言ってしまったのだけど、不妊治療も考えていること。いろいろ努力はしているけど、なぜかできないこと。

 

言いたくなかったのは

・だから早く子供作りなさいって言ったじゃない、と言われるのが嫌だった。(←これは言われなかった。)

・結婚して子供がいるのが当たり前と思っている価値観を押し付けられたくなかった。

・うまく行ってないことを言葉にして第三者に伝えたくなかった。

 

とりあえず、「姉や妹や他の人には絶対に言わないで欲しいし、温かく見守って欲しい」と言うことで話は終わった。

「まぁ、あんまり考えすぎず気楽にいたらいいと思うよ」って言われたけど、うちの家系、誰も妊娠に困ったことないので、とりあえず、これでこの話題が出ないことを祈る。今、ここで書いててもモヤモヤする。

 

なぜかというと、

「女1人→結婚するべき→子供がいるべき」っていう価値観を私はいいと思ってないのだ。人それぞれ、人生ってあるべきだし、私が結婚をしようと思ったのは「パートナーと一緒だと人生が楽しいかも」と思ったから、そのために婚活はしたけれど、「結婚をするのが普通だから結婚しないといけないと思った」のでは決してないのだ。そう思ってたら、もっと早く婚活したわ。(婚活は32歳の時)このニュアンスの違いって私にとっては大事なのだけど、結果からしたら「結婚した」ってことなんでかわらないから、他の人には理解されないのかもしれないけど。

同じように「結婚したから子供を作るべし」「子供がいて女は一人前」って言うのは全く理解できない。子供がいない夫婦も素敵だと思うし、一人っ子も子沢山の夫婦もすごいいいな、と思う。自分たちがどうしたいのか、どういう人生だと幸せなのか、と言うことの方が大事だと思っている。他人にどう思われるか、どういう夫婦像だと普通で当たり前なのか、そんなことはどうでもいいのだ。

 

その上で、「子供がいたらどうなのかな」と思ってきた。

 

結婚してそろそろ2年、この2年間は「アメリカに生活の基盤を作ること」「夫婦での時間でお互いを真に理解し合うこと(出会って結婚までが短かったこともあるので)」「私の仕事の基盤ができてから」と思っていた。

そして、「夫と子供が一緒に遊んでいるところを見てみたい」「夫の子供を見てみたい」という気持ちができた。しかし、本音を言うと、「妊娠したくない」「次の日にポーンと子供が生まれていればいいのに」と本気で思っている。笑。妊娠を望んでいる人にとってはお腹が大きくなって子供に授乳することが夢だと言っている人もいるが、そういう夢は今のところ私にはない。笑

 

そうこうしているうちに「パンデミック」がきてしまって、本当はもう半年早く妊活を始めてもよかったのかもしれないけど、できなかった。あと、私の仕事の基盤なんてできない、ことが今年になってようやくわかった。最初の2つは達成できたので、今年1月から妊活を始めることにしたのだ。

 

それは、前にも言ったように、「結婚したら子供を作るのが当たり前」だから子供を考えているのではない。「自分の人生で子供がいたらいいのかも」と思ったから子供を考えているのだ。もちろん、夫婦2人で山へ行ったり、旅行へ行ったり、新しいことを挑戦して、それが続く人生もいいな、とも思っている。

 

この2年間は2人が夫婦になる時間だったと思う。

そして、この妊活は2人が親になる準備の時間なんだと思う。

 

私たちはアメリカにいるので、親に頼ることができない。2人だけで乗り越えるしかない。そのために2人の絆を他の夫婦よりも強くしないと乗り越えられないだろう。そして、私の英語のこともあるので、私自身が親になる時間が人よりも必要なんだと思う。

 

夢も希望もあるけど、「こうしなきゃ」っていう気持ちはなくして、毎日夫婦の時間を楽しみたい。このパンデミックは私たち夫婦にとってとても意義ある時間を与えてくれたなぁ、と思うのだ。

 

今日、そろそろ排卵日に近づいていると検査薬の表示。生理終わって3日後じゃないかーい。排卵早いぜ、私よ。