Sutterの予約取れた!
先週金曜日にSutterの不妊クリニックから新規患者のフォームがきて、
土日に書き込んで送り返し、
「月曜日に送ったので予約が取りたい」と電話した。「まだ、確認してないから折り返し電話する」と言われ、その日の夜に「リビューしたので、予約の電話明日します」とメールが来ていた。
そして、火曜日の朝に「8月24日で予約取りますけどいいですか?」と電話が来た。
(こちらに選択権はない!!)
1番連絡が遅かったのに、1番早く予約が取れた!!!!!(感動!)
他のクリニックより1ヶ月早くビデオコンサルが決まった。
そして、今日は鍼の治療初診を受けに行くことに。正直、鍼は意味があるのかわからないけど、藁にもすがる思い。夫はあんまりいい顔はしていない。(東洋医学あんまり信じてない)
スタートで出鼻を挫かれた感じがあり、最初に保険会社に連絡を入れたのが6月、予約を取り始めたのが7月。。。あっという間に1ヶ月経っている。
Sutter healthから予約の電話
1ヶ月後にようやく、Sutter healthから予約の電話が来た。
(これタイミングよく電話取れなかったらまた連絡こないんだろうな〜)
「まだ、興味ある?」との第一声。
1ヶ月も経ってたらそりゃあねぇ・・・
「もちろん」と回答。
そして、メールアドレスに必要な書類を送ってくれた。
1週間以内に全部記入して送り返してくれたら、アシスタントから電話があるので初回予約を取ってください、とのこと。
これで、保険でカバーされる3つの場所からようやく返事が来た。
スタンフォードのバーチャルコンサルは9月29日
RSCのバーチャルコンサルは9月22日
これよりも早くみてくれるならSutterで治療を受けようと思うけど、今までの流れからすると、あまり期待しちゃダメだろうね〜・・・
とりあえず、書類を早く出そう。
7回目のリセット。
7回目も生理が来てしまった。
やっぱり、不妊なんだと思う。
早く治療を受けたいのに、予約はまだまだ先。
産婦人科でできる限り先にできることをしておこうと、予約をとった。それも数週間先。
ただただもどかしい。
自分で早くから自覚しているし、早く治療をしたほうがいいのがわかっているのに、治療を受けられなくて、時間だけがすぎていく。
まずは9月末まであと2回のチャンスがあるので、リラックスして日々を過ごそうと思う。
そして、夫に「子供欲しいと思っている?」と改めて聞いてみた。
今まで夫からちゃんと聞いてなかったのだ。「君が望むのなら」という回答ばかり。妊活を始めようと言ったのも、私が何度も言ったから。結婚して最初に言われたのは「結婚してしばらくは2人の時間が欲しい」と。アメリカで強い土台を作るためにも、2人の絆を深める時間は必要だと思い、これは合意。そのあと、そろそろ、と思った時にコロナになってしまったので、妊活が当初よりも遅くなってしまい、今年に入って私の方が「もう待てない」とコロナワクチン接種前から妊活を始めた。(結果、コロナのワクチンも打てたのだけど)
そんなこんなで、始めた妊活なので、夫の意思はその後あまり聞いてなかったのだ。
そして、夫の回答は「欲しいよ」と食い気味に言われた。
私「なんでそうおもう?きっとそんな理由なんてすぐできた人は考えないんだろうけど、こうもうまくいかないと考えちゃってさ・・・」
夫「うーん、そう言われると難しい。。。。(しばらく考え込む)今すぐ、子供がいる生活は想像できないんだけど、5年10年先を考えた時に2人だけの人生よりも子供がいた方が楽しいかな、って思うんだよね。もちろん、2人だけの人生だっていいと思ってるよ」
そっか、私だけがなんとかしないと、と思っているわけじゃないのか、と思ってほっとした。
私は夫のために子供を産もう、そう思った。
それは、「女だから子供を産むべき」「孫を見せるべき」とかそういうことじゃない。
私が「夫の子供がみたい」「夫をパパにしてあげたい」それだけなのだ。それを夫に伝えた。授からないこの期間できっと夫も私も子供を持つ覚悟や準備ができてきているのかもしれない。2人で頑張ろう。そう強く思った。
妊活中、本当に子供が欲しいのか
7回目もきっと妊娠していない。生理がくる前の軽い出血が始まっている。
予定日の3日前に妊娠検査薬はネガティブ。このまま生理がくるだろう。
この生理前が精神的にきつい。
「自分は本当に子供が欲しいのだろうか」
と自分に何度も問いかけている。
本格的な不妊治療をする覚悟、できた後の妊娠、そして子育て、何もかもに自信がない。自信がないというより、しんどい。それをする労力と時間とが、想像するだけでしんどいのだ。
人によってはお腹が大きくなって「妊娠」そのものを体験したい人がいるみたいだけど、私はそういう気持ちは全くない。
きっと、すぐに妊娠していたら、こんなこと考えなかったのかもしれないけど。(現に3人産んでいる妹がそうだから、妊娠自体もしたくないしってタイプだった)
「子供が本当に欲しいのか」
自分に問いかける。
結婚はものすごくしたかった。自分と最愛の夫とで作り上げる家族というものを作ってみたかった。だから、婚活した。
妊娠は?
妊娠そのものはしたくない。仕事がしたい。できないことが増えるのが嫌。自分の体の変化が嫌。
それでも、、、
「夫に似た子供を見てみたい」
「夫がパパになるのを見てみたい」
「夫の遺伝子をもった子供の成長を見たい」
それは思う。
自分のためじゃなく、夫のために妊活しよう。
これが正解かはわからないけど、こう考えて進んでいこうと思う。
母に言ってしまった。
「ところで、あんたたち子供とかどうしようと思ってるの?」
「欲しいと思ってるけど、できないんだよ!!」
とうとう、母に言ってしまった。。。
・・・正直、言うつもりはなかった。
言ってほっとした気分と、言いたくなかった自分と半々。
秘密にするのが苦手なので、結局全部言ってしまったのだけど、不妊治療も考えていること。いろいろ努力はしているけど、なぜかできないこと。
言いたくなかったのは
・だから早く子供作りなさいって言ったじゃない、と言われるのが嫌だった。(←これは言われなかった。)
・結婚して子供がいるのが当たり前と思っている価値観を押し付けられたくなかった。
・うまく行ってないことを言葉にして第三者に伝えたくなかった。
とりあえず、「姉や妹や他の人には絶対に言わないで欲しいし、温かく見守って欲しい」と言うことで話は終わった。
「まぁ、あんまり考えすぎず気楽にいたらいいと思うよ」って言われたけど、うちの家系、誰も妊娠に困ったことないので、とりあえず、これでこの話題が出ないことを祈る。今、ここで書いててもモヤモヤする。
なぜかというと、
「女1人→結婚するべき→子供がいるべき」っていう価値観を私はいいと思ってないのだ。人それぞれ、人生ってあるべきだし、私が結婚をしようと思ったのは「パートナーと一緒だと人生が楽しいかも」と思ったから、そのために婚活はしたけれど、「結婚をするのが普通だから結婚しないといけないと思った」のでは決してないのだ。そう思ってたら、もっと早く婚活したわ。(婚活は32歳の時)このニュアンスの違いって私にとっては大事なのだけど、結果からしたら「結婚した」ってことなんでかわらないから、他の人には理解されないのかもしれないけど。
同じように「結婚したから子供を作るべし」「子供がいて女は一人前」って言うのは全く理解できない。子供がいない夫婦も素敵だと思うし、一人っ子も子沢山の夫婦もすごいいいな、と思う。自分たちがどうしたいのか、どういう人生だと幸せなのか、と言うことの方が大事だと思っている。他人にどう思われるか、どういう夫婦像だと普通で当たり前なのか、そんなことはどうでもいいのだ。
その上で、「子供がいたらどうなのかな」と思ってきた。
結婚してそろそろ2年、この2年間は「アメリカに生活の基盤を作ること」「夫婦での時間でお互いを真に理解し合うこと(出会って結婚までが短かったこともあるので)」「私の仕事の基盤ができてから」と思っていた。
そして、「夫と子供が一緒に遊んでいるところを見てみたい」「夫の子供を見てみたい」という気持ちができた。しかし、本音を言うと、「妊娠したくない」「次の日にポーンと子供が生まれていればいいのに」と本気で思っている。笑。妊娠を望んでいる人にとってはお腹が大きくなって子供に授乳することが夢だと言っている人もいるが、そういう夢は今のところ私にはない。笑
そうこうしているうちに「パンデミック」がきてしまって、本当はもう半年早く妊活を始めてもよかったのかもしれないけど、できなかった。あと、私の仕事の基盤なんてできない、ことが今年になってようやくわかった。最初の2つは達成できたので、今年1月から妊活を始めることにしたのだ。
それは、前にも言ったように、「結婚したら子供を作るのが当たり前」だから子供を考えているのではない。「自分の人生で子供がいたらいいのかも」と思ったから子供を考えているのだ。もちろん、夫婦2人で山へ行ったり、旅行へ行ったり、新しいことを挑戦して、それが続く人生もいいな、とも思っている。
この2年間は2人が夫婦になる時間だったと思う。
そして、この妊活は2人が親になる準備の時間なんだと思う。
私たちはアメリカにいるので、親に頼ることができない。2人だけで乗り越えるしかない。そのために2人の絆を他の夫婦よりも強くしないと乗り越えられないだろう。そして、私の英語のこともあるので、私自身が親になる時間が人よりも必要なんだと思う。
夢も希望もあるけど、「こうしなきゃ」っていう気持ちはなくして、毎日夫婦の時間を楽しみたい。このパンデミックは私たち夫婦にとってとても意義ある時間を与えてくれたなぁ、と思うのだ。
2021年1月〜今まで。
さて早速今までの6ヶ月間の話。
【2021年1月①】
コロナ収束がまだ見えない状態で、そろそろアメリカはワクチン接種が始まるか?という時。結婚して1年半、そろそろ子供を考えようと持ちかける。
実は去年の夏、妊活始めたい、と言った。だけど、コロナがどうなるかわからないので、先延ばしになった。コロナ云々ではなく、私の年齢もあるので、これ以上は私が待てない、ということを話、夫も納得して妊活を始めることに。
正直、避妊しなかったらすぐできると思っていた。
ちなみに、2020年10月くらいにかかりつけ医で健康診断を受け、妊娠を考えているということで、一通り血液検査、抗体検査をしてもらった。その時に、Prenetal Vitaminを取ること「Flow」というアプリを使うことをおすすめされて、有料会員になり現在もアプリ使用中。
【1−4月:3回チャレンジ②③④】
あれ?子供できないんだ、と思った。
本を読んだり、基礎知識を入れ始める。英語と日本語で勉強。英語の場合は専門用語を知る必要があるので、コツコツ言葉を覚え始めた。
【4月18日】
生理が終わってすぐ、コロナワクチン一回目を受ける。
【4月23日】
産婦人科にかかってみる。
というのも、母と姉と卵巣嚢腫になり、手術まで受けている。姉にいたっては、妊娠後に見つかり、妊婦の時に手術。私はこれは避けたい!ということで、妊娠前に検査に行ってきました。
しかし、これが、最初のアメリカの洗礼。
診察と実際のウルトラサウンド(超音波)の検査が別の機関で、先生は「受けたらすぐ結果を見て連絡する」から、と言っていたにも関わらず、4月27日に検査を受けて、すぐ「受けました」と電話したにもかかわらず、その後結果を知らせてくれず、、、、1週間後に検査した機関の個人ログインから自分で確認した方が早く、、、産婦人科の先生からの電話は2回くらい催促した後、なんと1ヶ月以上も後。しかも電話で簡単に結果お知らせなのにお金(20ドル)取られた。。
あ、結果は「異常なし」
アメリカ人大家さんから聞いた、おすすめの産婦人科医だったのだけど、あまりいい印象はなく、実際妊娠したらこの先生にするかちょっと微妙。先生はいい人だったんだけど、、ちょっとないかな。以下理由。
・事務雑さ
・部屋の内装(他の人の声が丸聞こえ)がいまいちな
・検診と問診が別の機関で時間がかかりそう
・先生がポーランド人なので英語が訛ってて聞き取りにくい
【5月9日】
コロナワクチン2回目。
問題ないとは聞いていたけども、妊活1ヶ月お休みしました。
【5月末〜6月⑤】
この頃から温活開始。腹巻きして靴下はくくらい。今回もダメでした。
そして、いよいよ、不妊治療の病院探し。
まずは、保険会社に電話。治療費が高いアメリカは、保険でカバーされるか否かが死活問題なのと、Fertility solutionというサポートシステムがあり、おすすめの病院を教えてくれたり、1人サポーター(元看護師や医師)がついて妊活の不安や疑問を一緒に解決してくれるとのことで、活用することに。
そこで、ジェニファーさんという南部訛りの元医者の女の人がサポートについてくれることに。
30分〜1時間の電話コンサルテーションにて
・電話で妊活の基礎知識をお互いに確認。
・連絡が取れるように専門のサイトに個人アカウントを作った。
・そこでジェニファーさんから、私の住んでいる地域の不妊治療の病院のリストをもらった。
・数日後に手書きのメッセージをもらった。
よかったこと
・6ヶ月くらいでできないからと病院にかかるのは早すぎるのではないか、と思ったのだけど、「そんなことはない」と言ってもらえた。
・「産婦人科と不妊治療の病院どっちがいいか」と聞いたら、「不妊治療の病院の方がいい」とはっきり言ってもらえた。
・保険のこともはっきり教えてもらえて、「保険でカバーされるところに行った方がいい」と言ってくれた。
その後
・「1回目のコンサルが決まったら、連絡ください」とのこと。
【6月〜7月⑥】
今回初めて排卵検査をしてみて、きちんと排卵を確認して性行為。正直今までで1番期待していた。温活もしたし、排卵のタイミングも合ってたし。
しかしできなかった。
結構ショックだった。
生理始まってすぐ、不妊治療の病院に片っ端から電話をかけた。だけど、今現在、きちんとスケジュールが決まったのは、Stanfordの不妊治療クリニックが9月29日(ビデオコンサルテーション)。3ヶ月も先に。
他の病院2つは連絡待ち。予約取ることすらままならない。もしかしたら、コロナが収束してベビーラッシュなのかもしれない。。。
6回目のリセット日。
ちょうど生理がくるかどうか(妊娠しているかどうか)の時にアメリカは4th of July (独立記念日)の休日ということで、前から計画していた小旅行。
そして、旅行の真ん中にがっつり生理が始まりました。
今回も残念!!
実は今回、きちんと排卵検査薬を使って、排卵日を確認。さらに、嘘かほんとかBaby dance後にlegs upを試してみたのです。
ただ、足をあげます。笑
だから、期待していたんだな〜だからなおさらがっかり。
そして、さらにがっかりなのは、保険会社に紹介してもらった不妊治療のクリニックに予約の電話を片っ端からかけていったのですが、予約が取れない〜〜または予約を取るところまで行かない〜〜!!
1番近いstanfordのクリニックの最初のビデオコンサルテーションがなんと、9月末・・・!今から3ヶ月後じゃないかい!!!
他のクリニックも今は連絡待ち。検査までたどり着かない・・・ってどういうこと?!
がっかりが重なって、諦めの境地な今日この頃です。
ちなみにアメリカ、保険でカバーされないと治療は高額になってしまうので、out-of-serviceのクリニックには行けません!!行ってもいいんだけど、目玉が飛び出ます。笑